楽しい海の情景を映し出す、芸術性と音楽性が響き合う特別なテナーウクレレ!
独創的な楽器づくりで知られるaNueNueと、精巧な装飾技術で高い評価を得るShimo Guitars。その両者の感性が結実したコラボレーションモデル「aNN-Dolphin 2025 III」が登場しました。
本モデルでは、aNueNueの代表であるジョンソン氏が楽器全体の設計を手掛け、Shimo Guitarsの志茂崇弘氏がインレイのデザインを担当。それぞれの持ち味を活かしながら、楽器としての完成度と工芸品のような美しさを追求した限定製作モデルです。
まず目を奪われるのは、鮮やかなブルーが印象的なボディトップ。シダーとキルテッドサペリを重ね合わせたダブルレイヤー構造を採用し、キルテッドサペリ特有の立体的な杢目を活かした仕上がりとなっています。光の当たり方によってさまざまな表情を見せるその姿は、まるで陽光が差し込む海中の風景を眺めているかのようです。
サイド&バックには、希少な5Aグレードの台湾アカシアを贅沢に使用。自然が生み出した複雑で美しい木目と温かみのある色彩が、ブルーのトップとの鮮やかなコントラストを描き、唯一無二の存在感を演出しています。
もちろん、その魅力は外観だけにとどまりません。
ボディ内部にはラティスブレーシングを採用し、豊かな音量と伸びやかなサスティーンを実現。シダーらしい柔らかく甘美な響きを基調としながら、明瞭な音の輪郭と華やかな高音域が心地よく広がります。テナーウクレレならではのふくよかな鳴りを備え、繊細なフィンガースタイルから軽快なストロークまで、表情豊かな演奏をお楽しみいただけます。
そして、このモデルを語るうえで欠かせないのが、志茂崇弘氏による美しいインレイワークです。
ヘッドから指板へと連なる装飾には、海を自由に泳ぐイルカをはじめ、カモメや波、水しぶきなどのモチーフを採用。ピンクアバロン、白蝶貝、アバロンといった異なる輝きを持つ素材を巧みに使い分けることで、海の情景を生き生きと描き出しています。細部まで丁寧に仕上げられた装飾からは、志茂氏ならではの優れた美意識と職人技を感じ取ることができます。
さらに、ボディを縁取るカーリーメイプルのバインディングや、染木、ピンクアバロン、ローズウッドを組み合わせたロゼッタなど、随所に上質な素材を採用。全体を包み込むグロスフィニッシュが木材の杢目や装飾の輝きを際立たせ、楽器としての品格を一層高めています。
演奏面では、ハイポジションでのフィンガリングに配慮したオリジナルカッタウェイを採用。チューニングマシンにはGOTOH製UPTペグを搭載し、快適な操作性と安定したチューニングをサポートします。
美しい木材、精緻な装飾、そして豊かな響き。それぞれの魅力が調和することで生まれた「aNN-Dolphin 2025 III」は、単なる演奏道具の枠を超え、眺める喜びと奏でる楽しさを併せ持つ特別なウクレレです。
aNueNueとShimo Guitars、二つのブランドが描く世界観を、ぜひお手元でご堪能ください。
SPECIFICATIONS
Model: aNueNue aNN-Dolphin 2025 III
Type: Tenor Ukulele / Cutaway
Body Top: Cedar × Quilted Sapele (Double Layer)
Sides & Back: 5A Grade Taiwanese Acacia
Neck: Mahogany
Fingerboard: Ebony
Bridge: Ebony
Headplate: Ebony
Machine Heads: GOTOH UPT
Frets: 14-Fret Joint / 20 Frets Total
Scale Length: Approx. 432 mm
Nut Width: 37 mm
Nut & Saddle: Bone
Bracing: Lattice Bracing
Finish: Gloss Finish
ハードケース付属