膨大なローランドの定番PCMサウンドを、この1本に
PCM Synth Collectionは、ローランドを象徴する2つの音源モジュールと、定番のエクスパンション・ボード10種類を緻密に再現したソフトウェア・インストゥルメント・バンドルです。PCM音源の進化を凝縮したこのコレクションは、1990年代から2000年代にかけて、数々のヒット曲や映画音楽、各種メディアのサウンドを支えてきた音色たちを、現代の音楽制作ワークフローに最適化された形でお届けします。これまでに培われたその音の信頼性と圧倒的なリアリズムが、お求めやすいワンパッケージになりました。
◆PCMとは?
PCM(Pulse Code Modulation)は、オーディオ・サンプルをデジタルで保存・再生する方式です。バーチャル・インストゥルメントが一般化する以前、ローランドのPCM方式のキーボードや音源モジュールは、高品質なサウンドを幅広く求めるプロフェッショナルにとって定番の選択肢でした。JV-1080、XP-80、XV-5080といった機種は、ジャンルに特化したサンプル波形を収録したエクスパンション・ボードを装着することで、音色の幅をさらに広げることができました。
このようなコンセプトは、1992年に登場したJV-80から始まり、その後30種類以上のエクスパンション・ボードが何世代にもわたってリリースされました。SR-JV80やSRXシリーズのボードは、トッププロデューサーや作曲家、パフォーマーにとって欠かせない存在となり、そのサウンドは今なお多くの人々に愛されています。
◆収録内容
・JV-1080
1台のユニットに膨大な音色を詰め込んだJV-1080は、90年代の音楽シーンを象徴するサウンドとなり、R&B、ポップ、ヒップホップ、映画音楽などを支えました。シンセからアコースティック楽器まで幅広い音色を備え、プロデューサーの活動の幅を広げました。アコースティック系プリセットの多くは、実在の楽器の再現を目指したものながら、独特の個性を発揮し、時代を象徴するサウンドとして定着しました。史上最も多く録音された音源モジュールと呼ぶ方さえいる、そのJV-1080のレガシーが現代の制作環境に対応したソフトウェア音源として蘇ります。オリジナルの外観や操作感、名プリセットを忠実に再現しつつ、エフェクトの強化、波形の追加、ポリフォニーの拡張など、さまざまな進化を遂げています。
・XV-5080
2000年に登場したXV-5080は、ローランド史上最強の音源モジュールとして長年にわたり高い評価を受けてきました。強力なPCMベースのマルチティンバー音源、洗練されたモジュレーション、プロ仕様のDSPエフェクトを搭載。ソフトウェア版XV-5080には900以上のプリセットが収録されており、映画音楽からレトロ・ゲーム風サウンドまで、ジャンルを超えた創作に最適です。現代的な機能強化により、今なお第一線で活躍するパワフルな音源です。
・SRX拡張ボード
SRX Software Synthesizerプラグインは、ローランドの名高いSRXおよびSR-JV80シリーズのエクスパンション・ボードのサウンドを、現代の音楽制作環境に再現します。高度なサウンド・エンジンにより、オリジナルのサンプルROMとハードウェアのデジタル回路の挙動を忠実にモデリング。直感的なインターフェースで音色を編集し、プロジェクトごとに保存・再利用が可能です。PCM Synth Collectionには、以下の10種類のSRX拡張ボードが含まれています。SRX BRASS、SRX DANCE TRAX、SRX ELECTRIC PIANO、SRX KEYBOARDS、SRX ORCHESTRA、SRX PIANO I、SRX PIANO II、SRX STRINGS、SRX STUDIO、SRX WORLD。
※最新の動作環境はメーカーページをご参照ください。