ミュージシャンが鳴らした音はどのようにしてリスナーへ伝わっていくのだろうか? そうした疑問を解くために「音響学」の観点から考察を加える――そんなテーマの下、2011年からThe EFFECTOR BOOKで連載を続けている名物コラム「音の正体」を書籍化。音響を専門的に学んだバックグラウンドを活かし、音楽ライターとして大活躍している著者が、音の鳴り方・聴こえ方をわかりやすい語り口で次々に紐解いていくさまは、学術的な専門書とは一線を画す、音楽的なスタイル。プレイヤー&リスナーの双方が音楽体験から得る感動、そこにどんな背景・理屈があるのか? それを納得して理解できる唯一の専門書と言っても過言ではないでしょう。自分の演奏をもっと大勢の人に届けたいプレイヤー、音楽ともっと深くシンクロしたいリスナー、どちらにとっても有意義な知識となることは間違いありません。