東海岸のサンプリング伝説の重み。黒光りしたヘビィ・ビーツ集
90年代のDJプレミア~ビートマイナーズ、RZAらに代表されるサンプリング・テイストの哲学と、今日的なシンセ音の野太さが交錯する世界観。ヒップホップジャンキーにとって感慨深いサウンドばかりを集めた『Off the Hook HIP-HOP EAST COAST』出現。リアルタイム演奏によるズレ具合の気が心地よい「黒いノリ」をメインに、流行を越えてブラック・ヒップホップに刻まれたDNAをコンストラクション・キット(デモソング+各種ループ&ヒット)として収録。たとえ、いかにシンプル~ミニマルなビートであっても、確かな「ウネリと粘り」が存在し、まさしくブロンクス生まれのヒップホップの血の匂いを感じます。当然、ジャズやブルース、ディープ・ファンクといった黒人音楽からの影響が色濃く、生々しいサンプリング・ネタは、引き千切られていても「輝き(ソウル)」を感じる良作です。総容量約2.72GB